たし算の指導法について、指導員同士で話していた。ある一人の指導員は、九九のように暗記してしまえばいい、と言った。なるほど、である。そういえば、たし算の歌があり、それで暗記するのがよい、と七田式では言っていた。

もう一人の指導員は、小さい頃公文に通っていたそうだ。そこでのたし算は、1に+1をしていく、2+1、3+1としていく。それがマスターできたら、+2、そして同じプリントを最低2回はやるそうだ。ミスがあれば、3回になる。そうやって、やはり、たし算の答えは全部暗記したそうだ。

もう一人の指導員はこう言った。7+8なら、7は、5と2に分けて考えて、8も5と3に分けて考えて、5同士たして10。残りの2と3を足して5。答え15と頭の中で考えるそうだ。

算数の教科書では、7+8なら、サクランボだ。8はあと2で10。7を2と5に分ける。8と2で10。10たす5は15。となる。とにかく10になるように計算するのだ。

私は計算が苦手だったので、7+8なら。ただそのまま、たしていく方法で計算した。指を折り、たすという一番単純なやり方。どんどん増えていく方法。知的障害の子にはこの方法で計算する子が多い。私も実は・・・頭の中で指を折っている(笑)使えるものは何でも使ったらいいと思う。答えが合えば、万歳だ!そのうちに答えを覚えてしまうかもしれない。そうなったら、ラッキーだ。

さて、どの方法で指導しようかな?