今日は、「個別支援の計画」の担当者会議を開いた。「個別支援の計画」は、学校にいたころも書いていた。正しくは「個別指導の計画」という。しかし、様式が全然違うので色々考えながら作成した。学校の「個別指導の計画」では、子どもの実態があり、それに対してどういう支援が必要か考えて、具体的な指導や支援を書いていった。中間評価があり、その時は、具体的にどんな指導をしたのか詳しくエピソードを交えながら書いていった。最終評価では、次の担任に向けて引継ぎ事項として書いた。

放課後等デイサービスの「個別支援の計画」は、まず、子どものニーズ、保護者のニーズがあり、それをもとに書く。学校と違って学習指導要領などないので、カリキュラムに縛られることはない。パソコンをたくさんやりたい子はパソコンをやり、漢字を練習して漢検を受けたい子にはその指導を行う。学校の宿題はもちろん、塾の宿題だって見てあげる。下請け工場のようだ(笑)

不登校で高校に行けなくて、通信制高校に行っている子どものレポートの手伝いもする。高校に行けなくても、放課後等デイサービスには来てくれるのだ。マイペースで学習できるから。その子に合わせたプログラムで学習できるから。ニーズに合わせて学習できるから。学習だけではない。SSTもやる。それもその子に合わせたものを考える。友だちとのやり取りなら、最後の10分がその時間。ボードゲームをしながら、コミュニケーションを学ぶ。勝ち負けのこだわりも平気になるよう学ぶ。

担当者会議をしながら、どんな支援がいいのか・・・色々楽しく考えた。